父との思い出👨🏼‍💼信頼度アップの父

今週のお題「お父さん」

 

こんにちは!かおるこです🌼

 

「お父さん」優しい響きです💐

 

子供のころは、企業戦士である父は、厳しくて優しい存在でした。

子供の頃の私は、年中高い熱を出していて幼稚園にも三分の一も行けない有り様だったのです。

父はそんな時には、会社帰りに必ず小さなアイスクリームケーキを買ってきてくれました🧁

高熱で食べることさえままならない私にとって、アイスクリームケーキは、喉に冷たくてとても美味しく感じられました。

そのせいか、私はアイスクリームが今でも大好きです。

 

眉間に皺を寄せた神経質な子供だった私は、良く胃炎を起こして腹痛で寝込んでいました。

そんな時も父はお腹を撫ぜ続けてくれました。

何故か、撫ぜてもらっていると痛みが鈍くなってきました。

魔法の手だと思っていました。

本当に面倒見の良い父でした。

 

小学校に上がっても相変わらず高熱が出る私は、ある日母に「歯医者に行きましょう」と病院に連れて行かれました。

歯医者だと信じていった私ですが、実は扁桃腺の手術をするために病院連れて行かれたのでした。

周りには、やはり私と同様に手術待ちの子供が泣いていました。

その時、まだ扁桃腺の手術だと知らなかった私は、のんきに歯の治療が嫌なのだろうくらいしか思っていなかったのです。

手術室に案内されて、あれよあれよと言う間に麻酔をかけられ扁桃腺を取られ、ボーゼンとして、声も出なくて血を吐いて横たわった私の頭の中は母に「騙された」との思いばっかりが、グルグルしていました。

術後の痛みよりも、騙された事がショックでした。

ここで母に対する信頼は無くなってしまいました。

しばらくして、父が会社を早く出て様子を見に来てくれました。

声も出ない私でしたが、母に騙されたことを訴えました。

「可哀想だったね。」と言って優しく撫でてくれた父への信頼度はさらにアップしました。

 

今思えば、父母の間で「歯医者に行こう」と言って連れ出す話しがなされていたのでしょう。

小学校低学年の私は、そこまで深く考えが及ばず母とはしばらく口をきかなかったのです。

私の中で父への信頼ばかりが、うなぎのぼりに増していきました。

母は父の “良いとこどり” をどう思っていたのか?

今となってはわかりません。

父は末っ子なので、要領が良いところがありました。

 

それでも、母のことをよく褒める優しい父でした🌈

 

そんな父との思い出です。

 

「ありがとうお父さん」

あなたにわがままをいっぱい言いました。

いつも許してくれてありがとう😊

 

明日は父と「犬を飼う🐕」です。